いろとりどりを想う

関ジャニ∞考。ほか。

関ジャニ∞が、進化しようとしているらしい

どうやら関ジャニ∞が進化しようとしているらしい。

 

2017年2月3日、横山くんが出演した『ダウンタウンなう』をみた。

悩み相談でもしといたら、と言われて、横山くんは

「松本さんが関西人は2回売れなあかんってよう言うてますけど、最近関ジャニ∞もすごく痛感してるんですよ」

というようなことを答えていた(ニュアンス)。

 

なぐりガキBEATの特典の7人だけの新年会でも、「いまのままじゃあかん」「もっとでかいことしたい」というような話(ニュアンス)をしていました。

 

もう一度言う。

関ジャニ∞が進化しようとしているらしい。

 

関ジャニ∞はやはり嵐を意識している節*1がある。

ほぼ同期*2だったりするし、意識はするでしょう。関ジャニ∞は嵐と比べてデビューしたのが遅かった*3こともあるので、余計意識しているところもあるかも。

 

横山くんが言った前述の「2回売れな」、の1回目は8周年の2012年のことですよね、きっと。

あのときの関ジャニ∞は勢いがあったし、人気がどんどん上がっているのが、こちらも体感できていました。

 

はじめての5大ドームツアーは2011年。関ジャニ∞、デビュー7年目。

そして、デビュー8年目2012年に味スタ、長居のスタジアム公演を成功させました。

初紅白も2012年。

(それにしても、8周年すごい。)

 

対して、嵐がはじめて5大ドームを行ったのは2008年。デビュー9年目。

スタジアム公演(国立競技場)を初めて行ったのは2008年、デビュー9年目でした。

そして初紅白は2009年。デビュー10年目。

 

これだけ見れば、

 関ジャニ∞のほうがすごいようにもみえますが、まあ、そんなことないじゃないですか。

嵐のほうがすごい。それはそう。

どちらも遅咲きだけど、嵐のほうがすごい。

 

(いまはもっと最近デビューしたグループがいろんなところでライブしたり、紅白出たりしていますが、それはもう時代の変化だったりもあると思うし、本筋とずれるのでふれません。)

 

では、なぜ関ジャニ∞は嵐のようになれていないのか。

 

(少なくともしばらくは)嵐ほどの国民的存在にはなれないのではないのかと思っています。

 

理由として、いくつかあげてみます。

 

  • メンバーが個性をうまく表現できていない

もちろん嵐も個性的な面々ではあれど、関ジャニ∞はもっと個性が強い。しかもそれをうまく見せる術を持っていないメンバーが多いように感じます。グループ全員のバラエティは面白いのに、一人で番宣などに出ると良さが出なかったりする。借りて来た猫現象。

このあたりは、新年会ですばるくんが言っていた「ひとりひとりが革命を起こさな」という話にもつながるかもしれない。

 

  • 関西弁に対する苦手意識を持つ層の存在

個人的には全くないのですが、やはり標準語の芸能人が多い中で、関西弁は強く、きつくきこえます。友人にも、関西弁が苦手で関ジャニ∞は見られないと言っていた子がいました。

それに、彼らの話す関西弁は武器でも防具でもあるからか、かなり強め。

そして、いくら関西弁がわりと一般的になったとはいえ、標準語とは違う一種の方言。言葉によってはパッと意味をとれないこともあるでしょう。

強みでもあり、場合によっては、弱みにもなるのかもしれません。

せっかくの個性、活かしてほしい!!!!

 

  • メンバーがまだ全員「見つかっていない」

ここです。ここ。

まあ…知名度がないといってしまえば そこまでですが。

一応嵐の場合は、最後に「見つかった」のはリーダー大野くんの2008年でしょうか。ドラマ『魔王』や作品集、個展開催などで「見つかり」、今に至っているという印象。

関ジャニ∞をあまり知らない層に話をきくと、やはり横山くん、村上くん、錦戸くんの知名度は抜群。すばるくんもまあまあ。大倉くん、やすくん、まるちゃんの知名度が低めな気がします。

コンサートに行くと、大倉くん、やすくん、まるちゃんのファンってものすごく多い。それだけ魅力があるメンバーです。それでも、一般的に「見つかっていない」のです。

(そういえば、まるちゃんのファンめちゃくちゃ増えましたよね。エイタメで増え具合にびっくりした。)

グループとしての知名度や人気、好感度が上がったのはたしかだと思います。それでも、2016年はなんのランキングにも載らなかった*4という事実もあり、メンバー個々の魅力がまだ「見つかっていない」、つまり、表現しきれていないということになるのでしょう。

 

 

最近、8周年のときあたりに燃えていたファンの人たちが離れていくのをよく見ました。

出戻っていったり、さらに別のグループやJr.に降りていったり、ジャニーズ以外にいったり、ヲタ卒したり。

人気が出たからやめていった人たちももちろんいるでしょうが、他のことや他のグループの方が面白く、楽しくなってしまったり、彼らが迷走しているように感じてやめていった人たちもいました。

 

関ジャニ∞は、

もっとでかいことをやりたい。

誰もやってないことをやりたい。

新しいことをやりたい。

そう言って進んできている野心の強いグループです。でも、それがファンの求める姿とずれていたり、魅力でもある荒削り感によって中途半端に見えてしまったりして、一部のファンが離れている現実もたしかに存在する。

かく言うわたしもエイタメには色々思ったし、ここにも書きましたが……。

 

夏に5大ドームをやることで、年2回の5大ドームツアーを行う関ジャニ∞。新しいでかいことをやるために突き進んでいます。

 

これから、

完璧を目指して進化するのか、

一般受けを目指して進化するのか、 

新たな存在を目指して進化するのか、

わかりませんが、これからどうやら進化しようとしているらしい、という事実を楽しみにもって、これからも見ていきたいです。

 

どう進化するにせよ、彼らの未来に幸あれ!!!!!!

そして、早くメンバーみんな「見つかる」といいな!!!

 

 また長々書いてしまった。ではでは。

 

 

*1:たぶん節どころじゃない

*2:横山くん、すばるくん、村上くんと相葉くん、二宮くん、松本くんがジャニーズ事務所に入所したのは1996年で同じ年。

*3:嵐は1999年デビュー。関ジャニ∞は2004年デビュー。

*4:新年会で大倉くんが悔しがっていた。正直あまり意識してなかったのですが、たしかにそういう記事見かけなかったですね。あ、非公式ですが、楽曲大賞1位でしたね。めでたい。